ただのなにか

某私立大学(生体工学研究室)→通信系研究所→某Web会社(今ココ)思ったことを徒然に書いていこう。

学生支援機構第一種奨学金の免除について

ふと思ったので学生支援機構第一種奨学金の免除についてのエントリー
学生支援機構には
第一種(無利子)と第二種(有利子)の貸与型奨学金があります.
奨学金なのに何故貸与?とか思ったりもしますが・・・
かく言う私はこの第一種奨学金にお世話になり.
学生自体にそこそこの成績を残したので免除されることができました.
では第一種奨学金の免除とはどんなものがあるか


このうち多くの人が目指すのは当然2に該当するものです.
平たく言えば「成果を残したものが奨学金の免除を受ける」ということです.
では「どのくらいの成績で免除できるか」です.
免除の評価に関するものとして

  1. 学業成績
  2. 授業補助業務(TA)
  3. 学位請求論文(修士論文
  4. 学会・国際会議
  5. 投稿論文
  6. 特許
ぐらいが多くの人に関係するものだと思います.
そのうち最も重要なのは4,5,6になります.
そのなかでも投稿論文と国際会議のインパクトが大きいと言われています.
投稿論文ではいわゆるJournalと呼ばれる英語論文と国内学会誌である日本語論文であり
Journal>>>>>>>>>>国内学会誌
ぐらいのインパクトらしいです.
しかもこのJournalで成果証明でIP(インパクトファクター)を書かせるにも関わらずIPは関係ないようです.
NatureやScienceに出そうが,そのへんのJournalでも一緒の扱いです.

次に,国際会議・学会ですが
国際会議口頭発表>>>国際会議ポスター発表>>>>>>国内学会口頭発表>>国内学会ポスター発表
ぐらいの差です(分かり難いですね)
これもミニシンポジウムでも全国大会,Annual Conf. でも一緒の扱いだとか・・・

ここまでかなりいい加減な事書いていると思いますが
審査基準の話題を少しづつ聞き出していてもなかなか明確な基準というものが出て来ませんし
恐らく大学によって違うと思われます.

そこでざっくりですが私の周囲を見ていた感触ですが(Medical bio系統)

全額免除になるためには
ジャーナル2本以上 or 
国際会議1回 and ジャーナル1本

半額免除
国際会議2回

という感じです.
他にも色々なパターンがあるかと思いますが
ここでは国際会議とジャーナルしか書いていません
それだけこの「国際会議」と「ジャーナル」が大きな割合を占めて
それ以外はかなり小さな扱いをうけます

さらにGPA4.0とか言ってもそれはほとんどゴミです(免除申請する人の多くは4.0)
それだけ実績が重視されるのが奨学金免除について

また,計算機科学のようにジャーナルが量産できる分野と
理論物理のように成果が出にくい分野ではかなりこの傾斜も異なるようです
ですので一概では言えませんが
私の感触としてはこんな感じです.

もし今後の役に立てばとおもいます

研修と初任給

4月が3週目過ぎました
私の会社は実務研修が長く地方で研修する人も多いです
比較的短い私の場合でも4ヶ月の実務研修があり
今は京都で研修を行なってます

基本的には事業内容をざっくりざっくり見て回る感じです
私は,本社の研究部門採用ですが
研修はグループの営業や技術と共にやります
趣旨として稼ぐ部門の現状を知って
現場とのネットワークを構築する
らしいです

研修において研究部門の人は絶滅危惧種の比率で
若干のお客様扱いでちょっとだけ申し訳なく
肩身が狭い感じです

ともあれ,初任給が入りました
知ってはいたもの・・・
少ないですね(;´∀`)
最も焦る出来事としては学生の時の最後の散財のせいで
初任給の3分の2が1週間後にカード決済で消失してしまうことです
初任給で両親に何かしらしようと思っていたが
出処は初任給ではなく
6月の給料になってしまいそうです

他にも,生命保険や貯蓄,奨学金の返済など
お金の部分は考えることがとても多いのですが
まだ何も考えられていません
考えることを考えている段階です

あとでお金の事についてのエントリーを少ししようかなと思います
では,明日の会社のためにおやすみなさい

学生生活終わります

先日,学位審査会がありまして
修士(工学)の学位が認められました

生まれてこの方
学生しかしてこなかったのですが
来年から社会人です
ですが今度はお金もらって研究します

大学生活は本当に色々ありました
アニメにハマった1年生
サークルの責任者でうつ病になった2年生
ゴールドマン・サックスインターン前日から入院した3年生
ほぼ全員合格する大学院入試に落ちた4年生
ほとんど記憶のないM1
愛想つかれたM2

こうしてみると
大学生活やなことだらけw
嘘です!
色々な人に出会って色々学びました
色々な大切なものもできました
今,部屋の退去準備しているけど
色々な思い出の数々・・・・

今関係ないものは捨てる!!
例えば自作のファンクションジェネレータとか!
ってか,LC発振でファンクションジェネレータつくるとか3年前の俺は頭わいてるわw

修論に追い詰められた気がして,雪をみたよ

最近は修論で忙しい(はず)
まぁ,ほとんどやる気がでないんですがね

久しぶりに雪が降ったのでテンション上がりました
出身県ではほとんど雪が降らないのでたかがこのくらいの雪で安いものです.
その珍しさってのもあるけど,雪って好きなんですよね

特に誰も踏んでいない新雪とか好きです
人によったらそれを踏みしめるってのが好きって人もいると思いますが
俺は,それを綺麗なままでとっておきたいと思います

柄にもなく何でこんなこと思うかというと
修論やる気でないからですよ



それにしても
雪すごかったなぁ・・・・

2012年の振り返りと2013年の抱負

あけましておめでとうございます.
2012年は私にとってなかなか激動であり勉強させられる事が多い1年でした.
それは自分のキャリアやスキル的な意味では無く(それに関しては皆無w)
人間性という意味でかなり大きな物です.

そのために今年の後半は特に
ありとあらゆる所で自分の居場所を見つけ出せずに悩みました.
家族と居ても一人暮らしで変わった考えとは相容れず
研究室であっても,サークルであってもそもそも育った環境が違うから
というのもあったけど年々,心が閉鎖的になっている自分のため居づらくなったり
その中で頼るべき場所もなく今年は小学校以来よく泣いた年だったと思います
特に12月は何度泣いてたかわからないぐらいでした.
まだまだ落ちつきませんががんばろうと思います

2013年は
私にとって非常に大きな意味を持つ年になると思います
卒業と就職
学生から社会人へ
新たな土地へ(きっと神奈川県内ですが)
仕事は結局は研究職なのですがやはり意識ってのは変わってくると思います
そうなった時に自分がどうなるか全くわかりません
ですので今年一年は

・変化に柔軟に対応していく
・その変化の先を見据え自ら変わっていく

を当面の目標とします.
それに付随してスキルアップなども求められますが
それは別の話という事でw

本年度もよろしくお願いいたしますm(__)m

2012衆院選挙後を勝手に予想してみた

選挙の投票日が明日ですね
前回の参議院選の時は投票できましたが
今回はできません
不在者投票制度ってあるけど利用者のことなんぞ何も考えてないんだろなと思います

とさておき
今回は色々な政党(政治団体含む)があります
個人的な信条はさておき
選挙後の枠組みとか,政策の方向性ってのを勝手に興味本位でしてみた
完全に趣味です

選挙の結果としては
【獲得議席
まずは450議席
衆院第1党は280ぐらい確保して自民党
次点で民主が60

公明が30

維新が50
未来が20
みんなが15
他は知らん

【首相】
安倍晋三氏になるでしょうね

【政党の枠組み】
公明党はなんだかんだ連立与党をになると思います
ただ,以前の様な関係ではなく自民との強力も蜜月とは言えないかな
そこに維新が加わる事があるかもしれません

個々の政策編
主に選挙の争点になっているだろう物を取り上げる
原子力・エネルギー政策】
既存の原子力発電所活断層の問題とか話題が上がってない所から静かに再稼働していく
プルサーマル高速増殖炉・最終処理の問題は遅々として進まない
自然エネルギーに対しても民主党政権を引き継ぐ形で行うが,太陽光に関してそれほど熱心ではなくなり新しい政策は出にくくなる.研究開発投資は増えることもありそう

【金融政策】
自民党の考えているような刺激的な無制限金融緩和は実現しない
しかし,インフレターゲットを設定し大胆な金融緩和は行われ円安誘導で短期的な株高は実現しそう
マネタリーベースは増加するがマネーサプライは思ったほどの効果は出ない
インフレ率は1%以内で推移する

自由貿易協定】
自民ではなく連立与党により大きく政策は左右される
TPP交渉へは結局参加することになる
消極的な参加で何とか関税全廃ではなく一部の撤廃に抑える
しかし,当然日本側もそれなりに譲歩している面もあり特にサービス業で外資参入がありそう
農産物に関しては多くの物が関税撤廃する
それに対して,バラマキで所得補償をするがあまり多い額ではない

【経済・財政】
国債発行は金融政策次第なものはあるが直近の予算では公共工事については伸びそう
法人税は特別措置なので実効税率は下がるが,減少する税収を補うだけの企業の増収は達成できず法人税減税が批判を浴びる
政府のプライマリーバランスは現在より悪化する

福祉政策】
なんだかんだで高齢者の負担(医療費の窓口負担など)は増え
子供に対する政策(幼児教育への補助や手当)は進む
しかし,現役世代の負担は増加しかせず手当は減っていく
結果的に世代間格差はほとんど解消されない
出生率はいまよりほんの少しだけ改善する

憲法
憲法改正をしたいという話しをして
政権が続けば3年後ぐらいに改正の手続きに入る可能性
しかしその時の争点として憲法9条ではなく
新しい権利などが主な争点になる

【外交】
中国・韓国の一部のアジア地域とは相変わらず仲が悪い
何をしても批判をし恫喝・威嚇してくるのは変わらず,むしろエスカレートする
領土問題は解決せず小競り合いが続く
しかし,他のアジア諸国とは産業の脱中国や現地化が進み現在より良好な関係となる
インドなどの新大国との軍事協定も可能性
米国との関係は現在より密になる.EU諸国とは現在の距離感を維持し続ける

かってな妄想でした

出来るリーダを考えてみた(4年前)

以前の livedoor blog を利用している時に書いた
コンテンツを再掲してみる.

当時はサークルの代表になる時で中2っぽく
組織とは何かとか,リーダとは何かとかそういう事を自分なりに考えてた時期
今から考えればまだまだ若かった思考だけど大学2年にしては
そこそこの考えを持っていたなというところ

昔のリンク貼ってもいいけど他のエントリーが恥ずかしい
というか,黒歴史なのでw

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出来るリーダとはなんだろう
考えてみた

マネジメント力ってのは当然必要だと思う
マネジメント力ってなんだろう
ドラッカーが言うには「組織に利益をもたらすこと」である
漠然としている

それは巷で言われている
調整能力・交渉能力・統率能力に分解されて語られる
でもその中心にあるのは「組織の利益」なはずだ

そういうのは自分で磨こうとしてなんとかなる類のものだ
精神的に難しいのは「他人に仕事を任せる」ということ
はっきり言って自分で仕事をした方が早いことが十中八九である

でも,それを自分でやってしまえば
・後輩が育たない為に組織の存続が危うくなる
という点だけでなく
・雑務で時間を終われ目の前しか見えなくなる

そもそもリーダが雑務に追われて組織全体が把握できなくなり
問題点も洗い出せずグランドデザインも描けないなど
もはやその組織は死んでるも同然だな

と思いつつ,そういう事を考えて1年やろう

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実際に代表やってみて
これらの事がちゃんと実践できたとはなかなか言えないけど
後輩指導や組織の利益というものを
常に念頭において行動してそれなりに結果が伴ってると思うからいいとしよう